日本の生態系を護る仕事
生態系被害防止外来種について、先日ご紹介する機会がありました。
とても反響が大きかったので、こちらでもご紹介します。
この写真の花は「トキワツユクサ」です。
とても白くて小さくて可憐なお花のように見えますが、
決して柔な植物ではありません。
トキワツユクサは、江戸時代に日本に入ってきてそのまま
日本の土地で雑草化した「帰化植物」です。
そして、現在は「生態系被害防止外来種リスト」の中で
重点対策外来種と指定されています。
時々、山歩きや散策中に「この花きれいだわ。」と勝手に
自宅に持ち帰ってしまう人がいます。
これは、そこに生えていた貴重な植物を滅ぼしてしまう危険性もありますが、
もう一つが、このように日本の生態系に影響があるような植物を、
拡げてしまう可能性もあるのです。
今回は、「トキワツユクサ」をご紹介しましたが
「そんなに危険な植物とは知らなかった!」という反応もいただきました。
日本の風景・植物を守るためにも、どうぞ身近に見慣れない植物が
増えているな。と感じたら、調べてみることをお勧めします。
詳しくはnoteにも書いております。
ご興味ある方は、どうぞのぞいてみてください。
https://note.com/haco_garden_d/n/n167d60ba181c